2014年7月11日金曜日

幸せさがし-13

 動物たちをみていますと、彼らの一番大切なことは餌を確保することのようです。
人間は少しでも楽をするために、また確実に餌にありつけるために蓄えるという知恵を働かせます。
それが知恵のある動物と、一般の動物との違いですが、働くことが一番大切だという点では同じです。
 全ての人は働かなければいけないのですが、働くことは食べるためだけのものではありません。
仕事を通して、様々な事柄から喜怒哀楽を感じ取れる貴重な人生経験の場です。勿論辛いこともあるでしょうが、その辛さがあるから精神も鍛えられ大きく成長して行きます。
大人は成人と言われています。精神的にも肉体的にも立派に成長している人と言うことではないでしょうか。成人になるには仕事は欠くことのできない鍛錬の場で、仕事が無ければ成人になり切れないとおもいます。
人間は仕事をすることが一番の使命であり、その仕事に弾みをつけるために寝る事と遊ぶ事があるのです。遊ぶことから得られる喜楽は刹那的です。刹那的な喜楽ばかりを求めていたのでは、お金は幾らあっても足りません。幸せさがしにとって、最も大切なのは永続性のある喜楽を有するということです。永続性のある喜楽は仕事の中に多く存在しています。これは経験のある人にしかわからないのが、人生論を理解することの難しさです。

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