2014年7月5日土曜日

幸せさがし-8

きもの学院を運営している時に、人生は幸せさがしである。幸せを掴むにはこうあるべきだという、私なりの考えがありました。折角お稽古に来ても簡単に辞めて行かれる人が多いのです。
そういう取り組みは幸せさがしにマイナスになりますので、やろうと決めたことは遣り通すことが大切である。何故大切であるかということを、理解してもらうためにお金を使うだけでは大きな喜楽は得られないという話をよくしました。
そうすると、喜楽を得る手段がその他にあるのか。私には分らない、教えて下さいと言う人がいました。
着付を習いに来て人生論をぶたれると、着付と何が関係あるのかと、心の中でそっぽを向いてしまう人、また分っていなくても、分っているようにお澄ましをして聴いている人が多い中で、率直に自分の気持ちを言える人は素晴らしい人です。
そうです、お金と喜楽との関係は理解されているようで、実は分らないという人が多いのです。
誰も教えてくれませんし、お金を使って得られる喜楽よりも、より楽しく生き甲斐だという事実を実感していない人には理解できないのです。これは理屈でなく経験をした人でないと理解できないという難問題なのです。
この難問題を解けない人が多い、当然のことながらお金に執着します。どうにもならないお金に執着し、お金で得られる喜楽ばかりにこだわっているから苦を背負ってしまいます。
 

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