2014年8月3日日曜日

幸せさがし-29

幸せさがしの為に親は子供に確りと説くべきだと前回記しました。でもそういう言い方はナンセンスなことですね。
 医者の子供は親と同じで医者になっていることが多いです。医者になるには競争に勝って医大に入らなければいけません。そのために小学校の高学年から有名熟に通って深夜近くまで勉強をしています。
あの頑張りは親から強制されるだけでは出来ません。自分にやる気が無いのに親に強制されれば、今の子供は親に反発し、しまいには親子断絶の関係になってしまうでしょう。
 子供は親の背中を見て育つと言います。子供は親を確りと見ています。その親が社会から尊敬されています。そして、経済的にも豊かで立派な家に住んでいます。そういう親を見ていて。子供は自主的に自分も医者になりたいと決意しているから、遊び盛りの年齢でありながら、あんなに頑張れるのです。
経済的に何の心配もない。また親の優秀な血を引いているということも無視できないでしょう。
 子供にとって一番大きな影響力を持っているのは親です。その親が、仕事が楽しい、生き甲斐だと思っていなくては、子供を説得することは出来ないでしょう。
現実に仕事が楽しい、生き甲斐だと思っていない人が沢山います。だからこそ、自分の可愛い子供には社会で活躍出来る人になってほしいと愛情を注ぎます。でも人生経験の浅い子供には理解が及びませんから、自分の気持ちの赴くままに進んでしまいます。
人間は弱い動物ですから、子供の気持ちの赴くままに任せておけば愉楽の方に進んでしまいます。
昔から、やることは異なっても親子共々に同じような人生の歩みをしているから、子供は親の尺度しか育たないと言われています。

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