2014年8月30日土曜日

幸せさがし-47

矛盾だらけの人生ですが、矛盾だらけであることが分っていない。また分っていても、その事を追求すれば自責の念で精神が病んでしまうかもしれませんので、頑張り通せなかったこと、嫌なこと、苦しいことを避けて歩んでしまったことも自賛して、知らんふりをして歩んでいるのではないでしょうか。
自分が今置かれている立場は誰の所為でもなく、自分が選択しその環境の中で価値付されたものです。
その結果として、仕事が楽しくない、給料が安いと言ってぼやいても仕方がないのですが、人間は我欲が強いので自身の所為であると認識できない人も少なくありません。
それが確りと認識できている人は「世の中には素晴らしい人が掃いて捨てるほど存在する」と思えるようになり、自分のような者でも働かせてくれている「有り難い」と思えるようになります。
そう思えれば仕事が楽しくなり、苦ではなくなるのですが、そういう境地に至ることは大変難しいことです。
生活があるから簡単には辞められない。でも仕事が楽しくないという人は、「有り難い」と思える自分に変化させて行く以外に仕事を楽しくさせる策はないのですが、それも難しいことですね。
結局は、ストレスを飲食や娯楽で癒して、自分をなだめ宥めて進んで行く以外に無いのですね。
私はそういう生活から何としても抜け出したいと30歳の時に起業しました。
自己資金もなく借金をして始めたもので、大きな賭けでした。幸いに時代が良かったのでしょう。
何とか食べていけるようになりました。苦しかったです。恥も沢山かきました。でも楽しかったです。
毎日が充実していました。その充実感を知っていますのでこういうことが書けています。

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