2014年11月16日日曜日

幸せさがし-93

「俺は家族の為に頑張っている」と男はいいます。それは違うでしょう。
好きな人と一緒になる。そして子供も出来れば喜楽が増幅して自分の人生が充実する。
そう思から結婚をするのです。家族が健康で明るい家庭になれば、幸せ感が増幅する。
家族の為に働くことが自分の楽しみの増幅になるから仕事を頑張るのです。
自分がより幸せになるには、自分の事ばかりを考えるのではなく、社会に貢献し、家族の健康や幸せを優先させる。そのことが自分の一番の幸せになるのです。人生はそういう理屈で成り立っています。
結婚するのも、子供を設けるのも全て自分の幸せのためです。仕事も勿論自分の為にしているのですから、俺が働いているから生活が成り立っていると家族に暴言を吐くのは、理屈に合わないのです。
そういう考えしかできない人は結婚なんかしなければいいのです。
夫婦は運命共同体でどちらが主でどちらが従でという関係ではないのです。
お互いに相手の存在価値を認め合い、労わり合う関係が理想です。
理想ですというのは、本来はそうあるべきものが、そういう形になっていない夫婦が多いからです。
人は自我が強く、自己顕示欲も強い動物です。それは今更変えることはできません。家庭の中で自己主張しても何の益もなく互いに傷つけあうだけですから、控えればいいのですが、家族だから言いやすいので、余分に自己主張の押問答をしてしまいます。
押問答をして険悪になっても、女性は現実には男の働きで生活出来ていますので、一般的には女性の方が辛抱し控えます。
それが積もり積もって、死んでからでも一緒のお墓に入るなんて滅相もないということになってしまうのです。

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