2015年1月2日金曜日

お正月二日

お盆は魂祭であり、お正月は神祭の意味合いが強い祭日であると親から教えられて育ちました。
昔は何処の家でも御台所に荒神さんがお祭りされていましたので、先ずは荒神さんにお供えして、そして手を合わせました。そして近くの氏神様にお詣りをして、帰ってから家族で祝い膳をいただいて、その席でお年玉をもらうというのがお正月の我が家の慣例でした。
 お正月にはゆっくりと寛いで英気を養う。その為には保存食と言われているお煮しめを大晦日までにつくる。
でもそのお煮しめの彩をみつめれば土と水と太陽の恵みばかりです。
色とりどりの自然の恵みを神様に感謝しつつ、神様とご一緒に頂くのが祝い膳だと思っています。
最近は元旦からコンビニやスーパーが営業していますので、食べることには困りませんので、お正月用の祝い料理は作らないという人がいますが、それは神仏に対する感謝の念が薄れて来ている現象です。
神仏に感謝する気持ちが薄れると幸せも薄れると思いますので、毎年ささやかですが作っています。
写真は今年の我が家の祝い膳です。
 暖房をしますので重箱では日持ちがしませんので、タッパーに入れておいて、頂く時に写真のようにして頂いています。

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